領域共催イベント「博士のキャリアをどう作る?」第75回 日本細胞生物学会大会ランチョンセミナーを開催しました(2023.6.30)

令和5年6月30日に、領域共催で「第75回 日本細胞生物学会大会」男女共同参画推進・若手研究者育成委員会ランチョンセミナー「博士のキャリアをどう作る?」を開催しました(於・奈良県コンベンションセンター)。

本セミナーは、同学会の男女共同参画推進・若手研究者育成委員会 委員長・大澤 志津江先生(名古屋大学大学院理学研究科 教授)と同委員の佐藤 あやの先生(岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 准教授)のご挨拶と趣旨説明で始まりました。

演題1では、A01-1班・天野が「研究者多様性保全の途上にあるアカデミアで、私たちはどう生きるか?」と題した講演を行いました。
演題2は、中野亮平トーマス先生(北海道大学大学院理学研究院 教授)による「ドイツで4人の子どもを育てながら感じたこと」でした。
講演後には、同学会若手の会メンバーの大学院生3名とともに、「博士を取った後、どうする?」のテーマで対談を行いました。登壇者の学生さんだけではなく、フロアの若手研究者らからも、さまざまな質問や現状の課題についての発言がありました。
職業研究者以外にも研究経験や博士取得経験が活かせるキャリアパスも存在すること、また真の多様性とはなにか、研究者として生き抜くために本当に必要な姿勢はどのようなものか、など、時間ぎりぎりまで、深掘りした議論が行われました。

共有された課題意識や行われた議論をふまえ、当領域におけるダイバーシティ推進および若手研究者育成施策のさらなる充実に繋げてまいります。

(文責・A01-1班 天野麻穂)