令和5年7月11日に、領域共催にて、「日本核酸医薬学会 第8回年会 若手シンポジウム」が開催されました(名古屋大学豊田講堂)。
本若手シンポジウムは、毎年、核酸医薬学会の開催に併せて行われます。
当該核酸医薬分野に関連する研究領域で、最先端の研究に取り組んでおられる大学院生、学部学生、ポストドクトラル研究員や若手の先生方を招聘し、若手研究者の研究成果の発表や交流の場となっております。
本会は冒頭、大会長の岡夏央先生(岐阜大学)の挨拶を皮切に講演が始まりました。
計14件のご講演があり、本領域からは核酸医薬分野で活躍されている3名(河本助教(A03・京都大学)、鬼塚准教授(A02・東北大学)寺田氏(A02・山吉研D2))にご発表頂きました。
質疑応答も活発で、参加者も例年より多く(総勢205名)、大いに盛会となりました。
閉会の挨拶は当領域代表の山吉が務め、大会当日の夜は豊田講堂二階のユニバーサルクラブにて懇親会が開催され、若手研究者を中心とした良い交流の場となりました。
様々な切り口からのアプローチ、手法を駆使した登壇者の研究成果の数々は非常に面白く斬新で、新しい創薬モダリティーとして注目される「核酸医薬」の今後の発展が、ますます期待される会となりました。
(文責・長崎大学 三瓶悠)