A01-1・大場ラボの主催で、「Imaging Boot Camp 2023」を2023年9月11日〜15日に、北大医学部を会場として、今年は完全オンサイトにて実施しました。
今年度のテーマは「定量画像解析」。学内外から33名の受講者が集まり、ライブセルイメージングの基礎を座学で学びながら、各企業によるハンズオンセミナーなどの実習を通して、理解を深め実力をつけました。また、受講者が自身のサンプルを持ち込み、参画企業や講師陣に相談しながら観察や解析を行うオプションプログラムも実施しました。
プログラム最終日の午後には、グループごとに成果発表会を行いました。
今年度の特別講演は、東京大学大学院理学系研究科・小澤 岳昌先生による「統計が物語る!定量イメージングにおけるプローブ選択と画像解析術」、自然科学研究機構生命創生探求センター・青木 一洋先生による「生細胞蛍光イメ―ジングによる可視化と光操作」、慶應義塾大学理工学部・塚田 祐基先生による「数理モデルへ繋げるためのライブイメージング定量画像解析」の3本立てで、初心者にとってもわかりやすい、系統だった学びを実現することができたと思います。
「物質共生」を解析するうえで不可欠な、ライブセルイメージング。その魅力と底力を多くの受講者が感じ取ることができたようでした。
写真左から、「開会式で挨拶をするA01-1・大場」、「ハンズオンセミナー」、「閉会式で挨拶をするA01-1・藤岡」