令和5年度科研費助成事業のひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI「身近な水溶性高分子のひみつ」(課題番号: 22HT0144)を、
領域共催として令和5年8月26日(土)に兵庫県立大学の姫路工学キャンパスで開催しました。
参加者の中学生7名、高校生4名に対して、午前中に講義、午後に実験と大学生との交流というプログラムで実施しました。
午前中の講義では、物質共生での研究内容を含む科研費の仕組み、界面活性剤、高分子合成、高分子ミセルなどについて、簡単な演示実験を示しながら説明しました。
午後の実験は、ひも状ミセルの作製と、光るナイロンの合成を行ってもらいました。
留学生など5名の外国人を含む10名の大学生に実験のサポートを行ってもらいました。
さらに実験を手伝ってもらった大学生からは、自分の現在の研究内容や、なぜ理系の道を選択したのかなどについて3分間程度でスピーチを行ってもらいました。
これらのスピーチの内容は、参加していただいた中高生が、将来理系の道に進むための参考にしてもらえると思います。
イベントの最後には未来博士号の授与式を行い、無事に終了しました。
アンケートの結果、講義内容が簡単すぎるという意見と、難しすぎるという真逆の意見をいただきました。
これは同時に中高生に対して講義を行ったためだと思われます。
より簡単な言葉で、高度な内容を説明する必要を感じました。