A01-1班・大場の主宰する 北海道大学大学院医学研究院細胞生理学教室の主催で「Imaging Boot Camp 2022」を2023年1月16日〜20日に、北大医学部百年記念館ほかを会場として実施しました。
ライブセルイメージングの基礎を座学で学びながら、実習を通して理解を深め実力をつけることを目的とし、10年以上にわたって行われてきた産学連携イベントです。
しかしながら、昨今の新型コロナ感染症予防措置を鑑み、2020年は開催見合わせ、2021年度は完全オンラインでの実施(実習編も含め、配信動画による学習のみ)となっていました。
今年度はようやく、演者もふくむ参加者全員の健康管理を徹底した上で、ハイブリッド形式にて開催する運びとなりました(特別講演3演題のうち1演題と、座学の一部についてのみオンライン実施)。また、参加者が気軽にタイミングをとわず、講師陣や参加企業に質問したり情報交換を行えるよう、同イベント専用のSNSも運用しました。
プログラムは下記の通りです。
1/16 午前:開会式、座学(イメージングの魅力/イメージングの基礎/顕微鏡の基礎)
午後:実習(細胞の準備/顕微鏡の組み上げ)
1/17 午前:座学(システム紹介)、特別講演(東京大学大学院理学系研究科 教授・小澤岳昌先生)
午後:実習(遺伝子導入/フィルター・カメラについて)
1/18 午前:座学(システム紹介)、特別講演(徳島大学先端研究推進センター 教授・堀川一樹先生)
午後:実習(蛍光観察/解析)
1/19 午前:座学(システム紹介)、特別講演(自然科学研究機構生命創生探求センター 教授・青木一洋先生)
午後:実習(TIRF/HILO、AFMイメージング)、閉会式
1/20 午前 サンプル持ち込みデモ、個別相談会
参加者総数は36名を集めました。うち、33名がオンサイト、3名がオンラインで参加しました。
プログラムを通して、活発な意見交換がなされるなど、非常に充実した内容となりました。
参加者の皆様、ありがとうございました。
我々自身にとっても、自身の理解を深めたり新たな可能性に気づくことのできた大変貴重な機会となりました。